仕 事 の 案 内
わたしが、この世界に入るまでは、建物自体あまり関心がなく、家を建てるときは、漠然と「大工さんが全てをしてくれるものだ」と思ってました。
自分がこのような調子なので、世間一般も「建築士事務所」というのは,どのような事をしているのかは、ほとんど知られていないように思います。 それどころか、「建築士事務所」というものも存在自体を、知らない人も多いことでしょう。
そこで、私の事務所はどのような仕事をしているのか案内させていただきます。
私の事務所でしている仕事
代 理 業 務 建物を建てる時には、いろいろと申請手続をする義務が、建てる人にかかっています。 それらの申請手続を、建てる人に代わって申請します。
設計監理業務 どのような建物を建てるかの計画から始まり、上記の申請を含み、詳しい設計図を作成し、請負業者の見積書を検討し、さらに工事中の現場の監理までをします。
その他の業務 そのほかにも、農地転用などの単品図面の作成・構造計算・構造図作成、またパースや3Dの作成など、いろいろやってます。 趣味では、ホームページ作成やパソコンの制作、宅内LAN等もやっています。



代 理 業 務

建築物の発注者(建築主という)に代わり、建築関係の諸申請をする仕事です。

   申請をしなければならない人は?
建物を建てる時には、法律等によるさまざまな規定があり、それより色々な申請が必要になります。
それらの申請のほとんどは建築主に提出義務を負わせています。

   誰でも申請できるの?
それらの申請の中には、大抵の場合,建築主は申請できます。 しかし、書類作成に当たり、素人でも何とかできるものが若干ありますが、ほとんどが専門的な知識や技術を要し、事実上は専門家に委任して申請せざるを得ない物が結構多くあります。 例えば設計図の作成などは、技術だけでなく資格が必要になります。

   申請しないと,誰の責任になるの?
もし知らずに申請を怠った場合でも、その責めは、原則として、建築主に問われるので注意が必要です。 (建築だけでなく、専門的にも係わらず、確定申告等の納税の義務などでもわかるように、法の体系は概ねこのようになっています。 少し割り切れない思いが残りますね。)

   申請した覚えがないのは何故?
代理業務は、建築主より直接依頼されることは少なく、ほとんどが無許可のため工事が途中で止まるのを恐れる、請負人である大工さんや工務店を介しての依頼が多い為でしょうか。 でも、建物を建てるための書類として捺印した覚えはありますよね。

私の事務所が扱う主な代理業務です
申請の種類 制定法 申請の概要
建築物
確認申請
建築基準法 建築計画が、建築基準法に適合するかどうかを検討し、必要な書類や図面を作成し、申請書にまとめ、指定確認検査機関や行政窓口に提出する。 代理業務の中で、最も主なもので、設計図または構造計算書を必要とし、ごく小規模なものを除き建築士の資格が必要な申請です。 平成20年の法改正より、一定規模以上の建築物の構造計算は、構造適合判定機関による二重審査が義務づけられました。
工作物
確認申請
建築基準法 ヨウ壁で高低差が2mをこえるもの。看板で4mを超えるもの、旗竿などで15mを超えるもの等の「工作物」は、上記の建築物に準じ、申請が義務づけられています。 必要な書類や図面を作成し、申請書にまとめ、指定確認検査機関や行政窓口に提出する。 資格は法的には不要ですが専門性の高い申請です。
住宅瑕疵担
保責任保険
の加入申請
住宅瑕疵担
保履行法
平成21年10月1日に同法が施行が決定され、供託金か保険加入が義務づけられました。 その保険申請を、必要な書類や図面を作成し指定機関に提出します。 竣工引渡時が同法の適応となりますので施行年の春当たりからの計画物件は要注意です。
開発許可等
不要申請
都市計画法 都市計画法29条等で開発許可を要しない(農業用倉庫等)物件である証明書を求める申請で、行政窓口に提出します。 市街化調整地域内で、指定確認検査機関へ建築確認申請する場合も、この証明書が必要です。 一般に「60条申請」と呼ばれています。
都計法43条
許可申請
都市計画法 市街化調整地域内では、開発許可を受けないと原則的には建築物は建てられませんが、同法43条に特例条件の規定がいくらかあり、それに該当している場合に行う許可申請です。 まずは設定された許可条件に沿うかどうか判断し、合致すれば行政窓口に申請します。



設 計 監 理 業 務

   設計監理業務とは
建物を建てようとるす人を、建築技術者として総合的にサポートする、私が最も力を入れている仕事です。 その内容は、建築に係わる全ての事を建築主の代理者として、建物の竣工引渡しまでお世話します。
建築士法では、一定規模以上の建築物を設計する場合や、現場監理する場合は、建築士の資格が必要とされています。 ここで言う設計監理は、法で定めた範囲を超え、総合的にサポートする事を目指しています。

   設計監理業務の意義
建築工事を監理するには、デザインや好みの問題に留まらず、設計図を読み取るのは当然として、法的な知識や、構造的な知識、さらに変更等に伴うコスト監理等の高度で専門的な技術が必要です。 さらに施工側でなく、>建築主の立場で現場を監視する事も非常に重要で意義深い点です。 さらに建物に強くこだわる方の夢の実現に応じる事にも意義があります。
設計監理業務の具体的な内容です
基本設計 事前調査  敷地を調査
敷地の形状、周辺との高低差、既存建物の状態のうち、建築計画・申請に必要な部分を測定します。
 その他調査
市や県の建築行政窓口、法務局等で、都市計画他規制・権利その他の事項を調査します。 敷地購入前ならば計画建築物の建築の可否を調査します。
建 物

基本計画
建築主の意向を主に敷地や法令・構造等による規制をクリアしつつ計画図面を作成し、忌憚のない話合いを進め希望する建物になるまで計画修正を繰り返します。
 平面(間取り)計画
この段階は特に入念に行い、同時に色々な希望・思惑を話合う事より、互いに建物の全体像を構想してゆきます。 この段階をしっかり詰めておかないと、満足いく建物は出来ませんし、後日に不平不満を呼びトラブルの原因にもなりかねません。
 立面(外観)計画
平面が決まれば、外観に対するイメージを聞き取り立面図に起こしてゆき、方向が見え始めた時点でパースや3Dを駆使して理解を深めながら決めてゆきます。
法令検討 計画しようとしている建物が、建築物を規制する建築基準法ほか、さまざまの法令に適していることを確認します。
構造検討 計画しようとしている建物が、木造・鉄骨・鉄筋コンクリートなどの、どの構造にするのが強度的に、また経済的に最適なのかを判断し、計画をより具体化してゆきます。 建築主に構造の希望があれば、出来るだけその構造で計画を進めます。
資金検討 計画しようとしている建物が、どのくらいの建設費がかかるのかを概算し、資金計画のお手伝いをします。 ローンの種類(公的融資・銀行等の民間融資)の紹介や、返済計画(返済年数・ボーナス返済・月々返済額の試算)もお手伝いします。
実施設計 構造設計
(構造計算)
計画した建物が、家具や人間・物品等を置いた状態で安全であるか。 また地震や台風などの災害時に対しても安全であるか。 さらに地盤や基礎が建物を安全に支持出来るか(必要に応じ土質調査を行う)を、パソコン等も利用して建物支持部分全般を構造計算を元に設計してゆきます。
一式図面
作 成
間取り(平面図)や外観(立面図)だけでなく、建物内外部の仕上げ、納まりの詳細、電気設備・給排水設備の設備設計、構造計算に基づき構造図面の設計、外部工事の指定等々、建物全般に渡り図面化する。 この一式図面により建物の全貌が誰にでも正確に伝えられます。(複数の業者でも同じ条件の元での積算依頼が出来る)
許可申請 建築物確認申請ほか関連法令の申請を作成・提出します。 上記の「代理業務」に相当する仕事です。
積算依頼
の補助
建築業者に見積依頼するのに、必要な書類を作成し、また業者に説明ます。 また業者より提示された見積書の内容を、比較検討および解説して、建築主が業者を選定する上での助言をします。
現場監理 工程管理 予定通り工事が進んでいるかどうかを監視し、遅れがあるなら今後どのように修正するかを指示し、工期延長や、現場の最後の重要な仕上げの時期に突貫工事等で建物品質の低下が生じないよう、常に進行状況を監督する。 突発的な出来事(地中埋設物や出水・災害発生)にも的確に対応し出来るだけ工期延長が無いよう検討する。
施工監理 設計通り建物が出来ているかを、事前の打ち合わせ段階・施工段階・施工後に渡り指示・監督します。 必要により施工図・見本・仮施工を施工者に要求します。 不都合が発覚してから手直し指示するのではなく、事前に危機管理して、施工後の手直しの指示を少なくするのが本当の施工監理能力でしょう。
選定補助 建材等で、色やデザインで選択余地のあるものは、事前にカタログ・見本等を取り寄せ、建築主に選んでもらう。 その時のアドバイスさせて戴きますが、建築主の意向を曲げない程度に心がけます。(設計時の思い入れより強く勧めがちです・・反省)
変更監理 工事中には、まず追加・変更が生じますが、その時の技術的アドバイスや金額の増減を出来るだけ事前に、または最終段階でチェックします。
その他 近隣に対する挨拶や工事内容の説明・地鎮祭・上棟式・竣工式等の行事を必要に応じアドバイス・手配します。




そ の 他 の 業 務

その他の業務で主なものです
建築相談 いつでも建築相談は無料ですので、事務所に私が居る事を確認の上、お気軽にご来所・ご相談下さい。 日曜・祭日も事前に連絡頂ければ受け付けています。 また電子メールでも受付ていますので(返事のため、必ずアドレスまたは電話番号も記入して下さい)、こちらも気軽にどうぞ。
単品図面
の作成
農地転用に必要な図面作成。 現住居の平面図の作成。その他,建築関連の図面作成の仕事は何でも応じます。
構造計算書
の作成
確認申請用の、建物の構造計算及び構造設計図、看板棟や擁壁の工作物の構造計算及び構造設計図を作成します。 既設構造物の補強計算・設計図や、クレーンの構造計算・設計図、仮設構造物や防音壁の支持部の構造計算・設計図等もやっております。
3D・パース
の作成
パソコン3Dソフト SPACE HOME (NETWORK)を使用して、3Dやパースを作ります。 計画されている建物をよりわかりやすくするのに非常に有効です。 形をわかって貰う程度の簡単な模型も作りますが、色付けは出来ません。(不器用です)
ホームページ
の製作
趣味の部屋で、学習室をやってるように、ホームページが作れます。 このホームページが自作で見本になります。 この程度で良かったら、まずはご相談して下さい。
パソコンの製作
宅内LAN
既製のパソコンでは物足りない。 どんなパソコンを買っていいか、わからない。 使い方に応じたパソコンが欲しい。 小規模LANを安価で構成して複数台でインターネットを利用したり、プリンターや複合機を共有したい。 このような方は、まずはご相談して下さい。